注文住宅の醍醐味は、こだわりの好きな仕様を自由に選べるところにある! と、言い切っておいてなんですが、うちの家はごく普通です。 特に鋭い感性の持ち主というわけでもなく、カッコよくても使いにくいのはイヤという現実主義者でもあり、一般的な物が一番リーズナブルだしね、という経済事情もあり…。 そんな中で唯一の冒険が、和室の板張りの部分にスプーンカットのフローリングを使用したことです。 スプーンですくった跡のようなデコボコ模様の板。 これを初めて目にしたのは、住宅展示場のモデルハウスでした。床だけじゃなくて壁のアクセントに使っていたところもあったような。 面白いなぁとずっと気になっていて、うちもどこかに使ってみたいとアイディアを温めていました。 で、本当は檜のはずだったここに使ってもらうことにしました。 実際どうなんだろう?と思っていましたが、出来上がってみたら、意外と違和感無かったです。 床の間もないある意味殺風景な畳の空間に、ちょっとしたアクセント効果をもたらしたのではないかと…(自画自賛)。 ところで、カタログでは部屋一面にスプーンカットのフローリングを敷き詰めた部屋の写真が載っていましたが、本当にそんな部屋は存在するのでしょうか? 足裏がマッサージされて健康によさそうですが、実際はなかなか大変だと思います。 まず、掃除が大変です。 掃除機を掛けるとガラガラガラガラと音がうるさいです。 そして、掃除機を掛けても凹んでいる部分の埃が取りきれない可能性があります。(うちは狭い範囲なのでハンディモップで掃除できますけど。) もう一つ欠点(?)を挙げると、床と壁の接している部分が不規則な波型なので、施工が大変なのではないかと思います。 じっと見つめていると、クロス屋さんのため息が聞こえてくるような気がします…。
by poji-chan
| 2009-11-17 18:29
| 住んでみて
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